「小さい午餐」小山田浩子

刊行:2024年9月

定価:2,000円+税

月に 1 回くらいどこかへ出かけてお昼ご飯を食べながら考えたこと。

  “誰だってお昼を食べるし、その場所は自由に決めていい”

 見たこと感じたことを書いていくうちにどんどん虚実が混ざって、 エッセイでありながら私小説でもあり、でも、確かに体感したこと。

  “誰もがハッピーなアワーを過ごす権利がある、 それを忘れないようにする。 ちょっと酔っている、でもまだ普通に歩ける。”

 “暗くなったり考えこんだり泣けたり、調子に乗って失敗したりもする 日々ですが、お昼ご飯がある程度おいしく楽しく食べられたらありがたい、 大丈夫だ、と感じます。どこで生まれても、暮らしていても、誰もが食べたい ようにお昼ご飯を食べられる世界であるよう、強く願っています。”(出版元より)

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